とんでもない１日の始まり(*_*)

今日は会社がらみの健康診断の日。
心電図や血液検査を含む検査なので朝９時に「健康センター」に集合なのです
９時・・・ってことは通常出勤より早い

これが今日の悲劇の始まりでした・・・

この先「血」ネタに弱い方はご遠慮ください

AM8:15頃
家を出ます。エレベーターでマンションの掃除のおじさんと遭遇。
いつもは正面玄関から出るところを、この日は裏口から外に出ました。
正面玄関の前は大きな道路ですが、裏口から出ると細い路地に出ます。
その路地に出たところ、ちょうど目の前に人が倒れていました
しかも頭や鼻から大量出血です
・・・一瞬立ち止まりました。
で、その倒れた女性に近づくと、顔は真っ白。とにかく頭からの出血がひどい
ゼリー状の山のようになっていました。

すると、そこにいたおじさんが
「マンションから落ちたんだよもうダメかもしれないな。
今、１階の人に救急車よんでもらってるから」と大声で私に話しかけてきました。
女性は声をかけても反応しません。
動かしてもいけないと思ったので、１階の人のところに行くとまだ電話中。
おじさんは「車で信号待ちしてたら、見えたんだよ。」と叫びながらオロオロ。
私もどうしていいのか分からず、もう１度女性に駆け寄りますがどんどん体が白くなっていきます
すると、やっと隣りのビルの人が１人出てきてくれて「どうしたんだ？」と聞いてきました。
「人が落ちたみたいなんです！今救急車呼んでますから！！」
と言って、私はダッシュで助けを求めに交番へ
でもお巡りさんいません
もう１回戻ってさっきのおじさんたちがまだいることを確認して、また交番へ。
・・・すいません、気が動転してどうしてよいのやら分かりませんでした

今度は若いお巡りさんが帰ってきてたのですぐ通告。
お巡りさんと共に現場に戻ります。人も集まってきました。
その時、先に消防車がやってきました。
ちょっとホッ
レスキューの人にシートを持っているよう言われて応急処置の間シート持って立ってました
レスキューの人にも「何階から落ちたの？」と聞かれたんですが、
最初に発見したおじさんもいなくなってしまい、
「すみません。私も落ちたの見てないんです。」と答えるしかありません。
そのすぐ後、まだ下着姿の旦那さんらしき人がマンションから飛び出してきました。（寝起きのようでした）
旦那さん、ボー然と座り込んだまま声も出ません。
（どうやら６階から落ちたみたいです）

大家さんが
「あなた仕事あるんでしょ？ここはいいから会社行っておいで。」
と言ってシート持ちを代わってくれ、私はまた走って駅に向かいました。
ちょうどその時に救急車がやってきてすれ違ったのです。
「もう、遅いよ！！！」
なんだか泣きそうになりました。


ものすごく長く感じたこの間、
駅に着いて時計をみたら家を出てわずか１５分しか経っていません。
気が動転しているとホントに何をしたらいいか分からなくなりますね・・・。反省です

その後健康診断では今まで出したことのない最高血圧１２１という数値が出ました
通常は１０５前後がいいとこなのに・・・。

警察からも電話がきて、事情も聞かれました。
でも少なくとも私は第３発見者ですからね、あまり詳しくは分かりません。

とにかくとんだ１日です
今思えば反省ばっかり。役立たずな私でした。
一応女性は命はとりとめたようですが、
あの出血ではICUにいるのでしょう。
無事に退院できるといいのですが。
今は女性の無事を祈らずにはいられません。

・・・でもちょっとあの路地は通るの躊躇してしまいそうです